エンディングノートについて

こんにちは！豊橋市を中心に新城市や豊川市周辺地域で生前整理・遺品整理専門業者の１or８（ワンオアエイト）です。

 

本日は、エンディングノートの作成についてお話させて頂きます。

 

（１）エンディングノートとは？

　

皆さんもよく耳にするようになった『エンディングノート』ですが、簡単にご説明いたしますと、『預貯金や不動産を含む遺品の整理、ペットの飼育、葬儀の方法、家族へのメッセージ等、もしものことがあったときの為の意思が、表示されたものということが出来るもの』と、まとめることができます。

　いまやエンディングノートの認知度は、人口の約９割とまで言われるようになりましたが、一方で、実際に記入したことがある方は”６％”という統計もあり、実際に手に取り、まだまだ記入された方が少ないのも実情です。

　エンディングノートを記入することによって、記入者が歩まれてきた人生・道のりを再確認することができ、また、ご家族への気持ち・想いについても、再認識することができます。また、エンディングノートを記入することをきっかけに、その後の人生をどのように過ごしていきたいか、という希望を見出すこともできます。

　エンディングノートは『自分が死を意識したときに記入するもの』ではなく、『残りの人生を最高のものにするために書く希望のノート』とご理解を持っていただけたらと思います。

 

（２）エンディングノートの情報のまとめ方

 

　では、エンディングノートを記入する方を目の前にして、私たちはどんなことができるでしょうか。

　記入することに悩まれている方の多くは①『気持ちの整理がつかない』②『どんなことを書いておけば良いかわからない』③『書いたことで、どんな良いことがあるかわからない』とおっしゃられます。そうしたことを踏まえ、皆様にはぜひ、寄り添いの心、姿勢をもって、エンディングノートの記入項目に挙げられていること、一つずつに親身になって話を聞かさせて頂きます。

　エンディングノートを記入することは、よく『頭の整理ができ、心の整理にもつながる』と言われており、エンディングノートの記入を当社の遺品整理士が『心の整理』を手助けをさせて頂きます。

 

（３）生前整理とのつながり

 

　生前整理を始めるにあたって、皆さんおっしゃるのが『何から手を付ければ良いかわかない』という声です。物一つを整理するにも、独断では判断ができなかったり、部屋全体を見渡して、どこから片付けていけば良いのかわからず、結果、どこも片付かず、生前整理が思うように進まないことが多いわけです。

 

　そこで、エンディングノートの記入することによって、『何を遺しておいて、何を処分したいのか』『誰にどんなものを渡したいか』など、整理を行う上で、助けとなるように、まとめて頂きたいと思います。

　体裁の決まったものではなくても構いませんが、様々な項目に対し、自身が今考えていること、将来を見据えたうえで今思うことなどを、文字で書き起こすことによって、普段考えないことも見えてきます。それらの積み重ねが、生前整理を行うにあたり、大きな役割を果たしますので、エンディングノートを作成することの重要性を少しでも感じて頂ければ幸いです。